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作品のこと(ちょっと整理
 


展示も落ち着いたので、新たなサイクルの準備期間という感じで

まずはここ数年の仕事について整理したいと思います。


点描の展開として、2005年に空気の粒子をフィルターに見立てた動画を作ることから

スタートしました。

際限なく生まれて弾ける気泡が慌ただしく生きる私たちのように思え、

中が空洞で周りの環境を反映する気泡が、学習によって人間性を獲得していく

私たちのように思えたのです。


その泡に重ねる環境は

水と建築のある風景と花に2011年から特に重きをおいています。


20代の頃から、お台場から都心のビル群を眺めると

「でっかいお庭みたい」と思っていました。

いけばなの歴史と同時に庭園や山水画についても調べていくうちに

庭園は山水画を3D化したものであり、枯山水庭園といけばなは補完関係から

出現したのでは?という説があることがわかりました。

漠然と考えてきた点と点が線になった瞬間です。


「でっかいお庭」たる水と現代建築のある風景を補完するような

花は。。と考えていたところ


いけばなの祖の一人、池坊専応口伝に出会いました。序文にこうあります。


・・・たゞ小水尺樹をもつて江山数程の勝概(しようがい)をあらはし、

、暫時頃刻の間に千変万化の佳境をもよおす。


(数本の花木、これだけで江山の絶景に劣らない眺めをあらわすこと。

 つまり生けられた花や木が花木そのものを離れて、抽象化・虚構化されて

 小宇宙になっていること。これが立花(いけばなの祖)の妙。)


絶景に劣らない眺め。

2011年を経験した私たちが提示していかなければならない眺め。

どういったものだろう?





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