試作や思索 ただのさえずり

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府中市立中央図書館でミニ展示
 

1/23~2/24まで府中市立中央図書館「虹の彼方展」のサテライト/ミニ展示が行われる
ため昨日作品を設置してきました。

展示するのは、三田村光土里さん、小木曽瑞枝さん、斎藤ちさと。の3名。
館内には所蔵する本から選んだ推薦図書コーナーもあります(こちらは虹展参加作家全員)

推薦図書は蔵書から3冊+100字くらいの推薦文ということで、

ぱぱっと思い浮かんだ本は以下の通り。


「せいめいのれきし」バージニア・リー・バートン著 岩波書店

宇宙の誕生から地球に生命が誕生して人間が生まれるまでの歴史を読み進んで

いくと、もしかして私たちの究極の先祖は鉱物で微生物では虫類で魚で鳥で○○

なのかも。と思えすべての生き物に親近感が湧いてきたりします。


「17歳のための世界と日本の見方」松岡正剛 著 春秋社

この本は帝塚山大学で行われた松岡氏の講義が収録されています。

あなたがどこの国の生まれでも、何の仕事をしていても休暇中でも、17歳でも50歳でも読んでみてください。目からウロコが100枚くらい剥がれます。



「退屈な美術史をやめるための長い長い人類の歴史」若林直樹 著 河出書房社

明治維新の日本、古代中国からルネッサンス、バロック、古今東西を横断して、美術(制作)と経済の抜き差しならない歴史が明かされている貴重かつ重要な本。もしあなたが “ゴリゴリの美術“を求めるタイプならば是非。



「パイドン」プラトン著 岩波文庫

言わずと知れた哲学の古典。私はこの本を電車の中で読んでいて、涙が溢れて参ったことがあります。哀しいとか、猛烈に感動した!とは違う。あの涙はどこから来たのだろうか?同じような経験をされた方がいたらお話してみたいです。



「バガヴァッド・ギーター」上村勝彦訳 岩波文庫

古代インド、ヒンドゥ教の聖典の一つ「マハーバーラタ」に収められている叙事詩。

仏教は悟りを経てからの解脱を目指しますが、このヒンドゥの聖典ではストレートに解脱は可能。と説いています。世界は案外シンプルなのかもしれない。



「へうげもの」山田芳裕 著 (5〜7巻) 講談社

千利休の目指した境地「侘び」というのは、本当は立派な唐物を揃えてもてな

をしたいのだけど、とりあえず今はこんなものしかない。あなたに申し訳ない。

といった詫びる心を表しているそうです。お詫びを芸術の境地にまで高めるとい

うのは比類のない発想。


漫画は今時あるような気がしていたけどなかった!ので「へうげもの」は圏外へ。

バランス的に

「17歳のための世界と日本の見方」「退屈な美術史をやめるための長い長い人類の歴史」に「パイドン」か「バガヴァッド・ギーター」だけど、

強い理由はなくて何となく「パイドン」を選びました。


割りと何となく決めたことはあとで何か予想外の展開をみせることが

あるので「何となく」は大事です。


そして、絵本の「せいめいのれきし」ですが、私が検索した時

見つけられなかったので、ないです残念!みたいなコメントをつけてリストから

外したところ、 あります!

とのご連絡をさきほどいただいて、私のおすすめは「せいめいのれきし」「17歳のための世界と日本の見方」「退屈な美術史をやめるための長い長い人類の歴史」に「パイドン」の4冊となりました。



*図書館の方の作品は画集を覗き込むように アクリルごしに覗いてみてください。

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