試作や思索やただのさえずり

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へうげもの

中国絵画について調べる合間に、思いたって遅ればせ「へうげもの」を読みました。
最初は漫画喫茶に通っていたのですが、知らない武将・茶人・歴史続出で
手元において調べながら読みたくなり、結局大人買いに。。

華道の歴史を調べていても、水墨画のことを調べても、茶の湯の歴史と連動して
いるので、思い切っていろいろ調べることにしてみました。

この作品は誰もが知ってる「本能寺の変」など有名な事件は漫画ならではの
表現にデフォルメしてあって、これはない!と突っ込みながら楽しむことができるのですが、名物茶道具などは地味に誠実な描写になっているところが魅力です。

私が特に、好きなキャラクターはキリシタン大名の高山右近と堺の茶人山上宗二。
二人とも利休の弟子ですが、高山右近は茶室を神との対話の場としていた人。
私は小学校から高校がカトリックの学校で、授業でキリシタン大名の名前を何人か
暗記させられた記憶があります。
子どもの頃好きだった人と再会したような嬉しさ(笑。
山上宗二は、豊臣家の茶頭から追放されて北条氏に雇われてからが面白い。
私は彼のエピソードを読んで「一座建立」がようやく理解できました。

二人とも信念ゆえ悲劇的な最期を遂げるのですが、、。

お茶碗も興味が出てきました。
私がこれ。と思うのは
唐物の油滴天目茶碗と本阿弥光悦の楽茶碗「朝霧」または「熟柿」。
器というのは右手と左手を合わせて何かを受け止めたのが発祥じゃないかと思うのですが、
光悦のお茶碗にはそれが感じられるのです。

JUGEMテーマ:アート・デザイン
 
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