斎藤ちさとのウェブログ CHISATO SAITO weblog
嗜好品としての『茶』を巡るあれこれからびじゅつを眺めてみる。

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茶畑と工場見学



先日、茶職場の研修で静岡島田と牧ノ原の工場に行ってきました。
今年は暖冬の後、2~3月にかけての冷え込みで出かかった新芽が留って
茶葉の生育が遅れているようですが、その分ゆっくり成長して旨味が備わったとのことで
新茶なのに味わい深いお茶が飲める珍しい年になるそうです!何と!


煎茶用の茶葉は1年分を新茶の時期に摘み取って、「荒茶」という状態にして寝かせつつ
時期時期で焙煎して使っていきます。
上の画像は荒茶になるまでの行程、蒸して揉んで乾かしをくりかえします。







たくさんの行程やスタッフの手を経て生の葉が美味しいお茶へと変貌するのですが
この作り方を最初に考案した人は本当に凄いな。


会社の畑で無農薬無肥料で育てている新芽たち。
この新芽を摘み取ったものでお茶を作ります。まさに「若い芽を摘む」という行為でして人間の業を感じました。
大切に飲まなくては。。。

*番茶やほうじ茶は新芽を摘み取った数ヶ月後、再び生えてきた芽を摘み取って作ります。

 お茶は茶の樹が人間に生命力を分けてくれているのを飲んでいるのですね。
茶葉を炒る


実家に自生する茶の樹の新芽を摘んで、釜炒り茶を作りました。
参考にしたサイトは以下。
自家製釜炒り茶:http://www.geocities.jp/yamapon65/tisantisyou_kamairitya.html
フライパンで作る釜炒り茶:http://www.cam.hi-ho.ne.jp/nagi/suki-tukuru-kamairicha.html



驚いたのはフライパンいっぱいくらいの量の茶葉が炒ってもむうちに
小さな茶缶に1/3くらいの量になってしまったこと。。
私たちが普段飲んでいるお茶はいったいどのくらいの葉を消費してしまうのだろうと。
軽くショックを受けました。
ザバザバ飲んでるお茶は、樹の大量の生命やエネルギーをわけて貰っていることを改めて認識した次第です。

昨日、職場のKさん(師匠)に話してみたところ生葉からお茶にする行程で
1/5くらいのかさになるそうで。。
これからいっそう大切に飲みたいと思います。