斎藤ちさとのウェブログ
藝術と茶の湯界隈をぐるぐると巡っていろんな人と円相が描けるといいな

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with tea

shadow

露地


銀座一丁目の奥野ビルに表千家の茶人女史が主催するgallery camelliaという
ギャラリーがありまして、茶の湯の話題をきっかけにご縁ができました。

2013年の末からところどころ中断しつつ手探りで進めてきた
シリーズをブックにまとめて6月の末に発表します。
プラス写真や版画や茶席も交えたインスタレーションになる予定です。
小さな空間ながら、濃密な露地のような機能を持たせることを目指しています。

梅雨の時期ですが、楽しみにお待ちください!!

半芸半茶



4月末から5月にかけて勤務先が新茶季を迎え大わらわでした。
初めて経験する新茶フィーバー!!世の中にこれほど新茶をまちわびて
いる人がいるのかと驚くばかり。
新茶はデリケートで淹れるちょっとした温度で苦かったりえぐかったり甘かったり。
なかなか大変ですが、山菜や菜花の苦味が大事な要素であることを
考慮すると、ある程度苦味を生かした方が茶の樹の生命をわけていただいてる
ように思いました。
茶仕事に入って、自分がこれまで関わってきた芸術や美術とどこか繋がっている感じを
日に日に強く感じます。
ちょうど週の半分をお茶に関わって生活していますから、

取手アートプロジェクトのプログラム「半農半芸」みたく
私は「半芸半茶」で頑張ってみようかと。
ところどころで芸と茶をクロスさせるようなことをしてゆきたいですね。

ブログの更新が滞ってしまいましたが、
「芸」の方は山居シリーズZINEにまとめるためにコツコツ作業していました。
秋頃にZINEとマルチペーパーができる予定です。
「芸と茶をクロスさせる」第一歩として良いものにしたいです。



すみれの砂糖漬けを炭酸で。


 

お茶のこと


先日急須を入手しました。 茶活計画一歩前進です。
昨年末から仕事でもお茶に関わるようになったのですが、
その中で改めて思うのは、 「喫茶」の数えは一服、二服と言いまして、
煎じた薬を飲むことに由来する ようにチビチビと味わいつつ何杯かいただくのがよろしいようで。
ごくごくガブ飲みするものではないらしいぞ。と。

よく温めた茶碗に半分くらいの量を注いだ方が香りがたってより楽しめます。
日本茶に限らず珈琲も紅茶も中国茶も。
抹茶に至っては3口で飲みきれるくらいの量ですものね。

喉が乾いたら水を飲め!ということか。
Helleborus 02
Helleborus
 


docodemo sankio


茶室について、都市の隠れ家としての山居の躰を表す言葉を
桃山時代に来日した宣教師ジョアン・ロドリゲスが『日本教会史』の中に

Xichǔ no sankio(市中の山居)

と書き残しています。
茶の湯は山に籠って行うというのではなく、都市の雑踏にあって山に籠る
境地になってこそ。という意味合いだそうです。

私が構想するのは茶室に籠る余裕すらない私たちのために極めて小さな空間を
書類や事務用品サイズで囲うということ。
仕事の合間でも家事の合間でも勉強の合間でもそのイメージによって
一瞬でも山居の心持ちになれる。
携帯できるくらいのサイズに縮小することで
遍満する茶室空間の可能性を考えたい。
どこでも山居でまぁ一服(喫茶去)と。


立てる


いけばなの成立は花を垂直にたてる立て花に始まる。
ということを密かに取り込むべく、茶の枝を垂直に立てています。
造花は立てたり這わせたり比較的フリースタイル(?)で。


茶の実


上中程の茶色い種は茶の実です。
実があるということは花が咲きますね。
花の時期を注意しなくては。(秋頃らしいです)
作品のモチーフにも使いたいし、
天ぷらにして食べてもみたいなぁ。