斎藤ちさとのウェブログ CHISATO SAITO weblog
嗜好品としての『茶』を巡るあれこれから藝術を眺めたり。

ウェブサイト http://geppei.com/06_saito/cs_index.html
いけばなBlog http://contemporaryart.geppei.com/
びじゅつの欠片 https://www.instagram.com/saitobandochisato/
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
謹賀新年


謹賀新年。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨11月に祖母が亡くなったので喪中。のつもりでしたが、葬儀や納骨で伯父や叔父たちに
「孫は喪中にならないよ!」
「喪中は親兄弟配偶者までね」
と口々に言われ、
え、今まで喪中にしちゃったけど?????というやりとりあり。
喪中なのか何なのか良くわからない状態ですゆえ、謹賀新年を新年のごあいさつとさせて
いただきたく、引き続きよろしくお願いいたします。

そんなこんなで、寒中見舞い寄りの年賀状作りました。
フクロウちゃんと茶の樹です。
大往生

 

先日、99歳の祖母が亡くなりました。

倒れる直前まで通販カタログを見て笑っていたそうで、

伯母が目を話した数分の間にトイレの前で倒れていたとのこと。

部屋に寝かされている祖母は穏やかに微笑んでいて

これぞ大往生といった趣でした。

 

私は両おばあちゃん子で、父方の祖母はお花の師匠でしたし、

子どもの頃母親の身体が弱く、たびたび母方の祖母に預けられていました。

美術を志してからも両祖母には物心両面で支えられました。

 

祖母は京都と兵庫の山奥で育った人で、結婚して東京にきましたが、

ずっと関西訛りが抜けず、私にとって関西弁は子守唄のように懐かしい響きがあります。

関西出身の方と話していて、度々

「出身は奈良ですか?」

とか「滋賀ですか?」

とか聞かれることがあります。

私の話すイントネーションは、

『関西のひとが関西弁を頑張って隠して話してる東京弁』

に聞こえるのだそうです。

関西で暮らしたことがないのに不思議だな。

なんて思っていましたが、きっと祖母の影響なのでしょうね。

おばあちゃん、いろいろありがとうね。

 

 

 

中村先生の訃報



中学高校でお世話になった美術の中村拓代先生の訃報が届きました。

中村先生から、中3に上がる時に「あなた絵描いてみない?」と声をかけられて、
テニス部から美術部に移ったのが今の私に至っています。


それなのに先生は進路を決める時に
「芸大や美大には行くな!」

「勉強して慶応大学とか上智大学に行って、職が定まったら好きな絵を描くのよ」

私ただでさえ下手なんだから勉強したいです!と言うと
「あんたも先輩のスミヨシさんみたいに良い大学に行きなさい。絵なんてあんたが上手くなったら面白くないでしょ。
あんたは良い絵は描けるけど上手い絵は描けないよ」
「芸術は習えないよ」
等々ボロクソ…。10代でしたからね。反対されるとかえってね。
振り切って、結果的に私は先生の大学の後輩となりました。

今では先生の言ったことは半分くらいは正しかったかもと思っています(笑)。

割と何でも言い合える関係でしたし、私に関する先生の言葉は大概本当のことだったなぁと…。
(でもね確かに「芸術は習えない」ですが勉強は必要でしたよー。)

先生に言われたことで一番印象深く元気が出たのは
「アンタの良いところはね。性格悪いところよ。あんたがいい子になったら面白くないでしょ。
おしまいなのよ」
この言葉のおかげで今までの人生、何度救われてきたことか(笑)。

先生は現代美術に良い気持ちをお持ちでなく、私は小生意気で「良い生徒」ではなかったなぁと思います。

 そんなこんなで暫く連絡が途絶えてしまったのですが、
3年前に府中市美術館の展示に来て下さいました。
三田村光土里さんやmamoruさんや私などの作品を面白がってくださったのを、あの中村先生が!
と嬉しく、
ひさしぶりにお話できたのが最後になりました。



画像のマリア像は学校から全校生徒に配られた小さなブロンズ。
先生が原型を作られたことを美術部先輩である「スミヨシさん」
アートプロデューサーの住吉智恵さんの投稿で知りました。


 中村先生 ありがとうございました。

子育てと美術展のFBページ

8月もすっかり後半になりましたが、来月に久しぶりの展示。
しかも久しぶりの版画→製本。ということで 一日制作に使える日は朝から晩まで試行錯誤しながら刷りまくっています。

子育てと美術展のFBページができました。
https://www.facebook.com/events/1075010832591997/

新作はhttps://www.instagram.com/saitobandochisato/ に投稿した画像をシルクで刷って製本しています。
目にした作品や周囲の風景、作品は基本的には撮影可とされていたもの、を使いました。
取り上げさせていただいた作家さんにはやりとりできる範囲で試刷りさしあげます。

近づきましたらまた改めてご案内いたします。
よろしくお願いいたします!!
夏の予定など


再びご無沙汰しておりました。
今年度の講義が終わり、あとは採点と追試です。
6,7月は講義ネタ収集や制作の下準備で淑々と過ぎていきましたが、
いよいよ9月の展示「子育てと美術」が近づいてきたので
8月から9月前半まで、制作⇄採点⇄茶業と5半起床で走りまわります!
法事とサマソニとお茶のお稽古も(笑)
画像は農大の講義中にフロッタージュのミニワークショップを行ったもので
この画像も作品の原稿になる予定。

原稿の原稿↓
https://www.instagram.com/saitobandochisato/
2016年もよろしくお願いいたします。


あけましておめでとうございます。
2016年最初の更新です。
が、個人的には昨年の11月23日が新年でした。

この日は福島県のいわき市に日帰りで行って参りました。
目的はいわきのアートイベントを見るためでしたが、それ以外にも
被災した海辺の現状を視察したり、アサヒアートフェスティバルの
報告会に少しだけ参加したり、それからバスで足を延ばして白水阿弥陀堂の
庭園を見ることができました。

白水阿弥陀堂は以前に庭園倶楽部の進士五十八先生の講義や著作で
国内のみるべき庭園のひとつとして数えられていまして
宿題のひとつをクリアするくらいのつもりでしたが、多くのことを考えさせられました。

平安時代末期に岩手の毛越寺の分院的な意味合いで、藤原氏の姫によって建立された
お寺で庭園は第二次大戦後に復元されたとのことです。
本堂の裏手から轟々と泉が湧き出して非常にクリアな空気を醸しており
別世界を作っているのですが、近くには福島原発があり、
汚染水の地下へのしみ出しや、今も放射性物質を放出していることなど、
この場所も含め今も汚染され続けていることなどを考えざるをえません。

聖地と汚染。
人々が千年以上に渡り守り続けてきた場所が、、。と思うと複雑です。

ところで、昨年から日本美術について身体で考えるため
お茶を習い始めましたが、いわきから帰ってきて間もなく
お茶繋がりで公私含め少し動きがありました。
いわきからは宿題も持って帰ってきましたが、ここ数年迷ったり悩んできたことは
置いてきてしまったようで、今とても前向きです。
洋々とした心持ち。

しばらくは手探りで進みますが、今年は多少発表できればと思います。
先月は目まぐるしくブログの更新が年明けになってしましました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


お茶その後


春に始めたお茶のお稽古ですが、
七転八倒ぶりは変わらないものの段々と楽しくなってきました!

点てたお茶を飲んでくれた兄弟子(30前後くらいの端麗な男子)が一言。
「茶が固いっすね」
(!!!!!!!!!!!何それ!)
茶が固い?と衝撃でした。

じゃ、ほぐさないとね!練習か!
古いものは引っ越しで処分してしまったので、
ようやく改めて茶筅と茶杓を入手。

自主練習を始めました。
朝いただくお茶は目が覚めます。
そして先生や先輩弟子の方々とのこんなやりとりも何だか楽しい。

転居

先日、南に3.5kmほど下ったところに住まいを移しました。

今までよりも若干広い家ですが、作業スペースをとったため、
また近々私の実家に預かってもらっている作品も合流するので、
住まいとしてはこれまでよりもかなり小さくしなくてはならず、
もともと物はそれほど多くないつもりだったのですが(買ったのは必要だから)
問答無用で、コンパクト化に迫られ、
ひたすら身辺整理に没頭していました。
ここ一ヶ月くらいの記憶がゴミ出しに関するものしかない程。

これがないと死ぬ/手元に残しておきたい/よく考えたらいらないかも/何年も使っていない
の4種類に分けて、通常ならば4番目を処分。ということになりますが、
今回はキツく減らさないといけない状況なので、
1番は残す。2番は残したい理由を挙げて妥当なら残す。
3番は基本的に処分だけど直感で判断。4番は鬼となって処分。
という具合で、引っ越し屋さんは家人と二人でダンボール150個分くらいの荷物。
と見積もっていましたが、実際は100個は切っていたと思います。

実はそれでも収納しきれない荷物が「作業場」を占領しており、
これから本棚を増やしたりして、収まってきたら、
今度は実家の弟の部屋を占拠している作品を運ぶ予定。。。
まだまだ引っ越し作業は続きます。

とは言え、心機一転。
まずは何からやろうかなぁ。

10年半見続けた眺め。使い始めたばかりのスマホで撮りました。


お茶と中東のこと
 

遂に!というか念願のというか。
着物や茶道具などのハードルもあって
なかなか踏み込めなかった茶の湯の世界ですが、
隣駅前で月イチのお稽古、平服でOK!まずは手ぶらで!
というお教室を見つけ今月から通うことにしました。

お稽古初日。
朝起きて一番のニュースが、ISISに拘束された後藤健二さんのやりきれない
結末。
彼とヨルダンのパイロットの方の二人は帰してほしいと見守る気持ちで数日を過ごした
ので、ニュースを見て、日本の政府の経緯も含め
何ともやりきれない怒りを抱えたまま電車に乗ったのですが、
茶室は日常と隔絶された空間で、初めての作法に集中して
茶室を出た時には随分と気持ちを整理されていました。

戦国時代の武将たちは、出陣の前に茶室に籠ってお茶を点て
心を鎮めて戦いに臨んだ。
というのが理解できる気がしました。
しかしまだ入り口に立っただけです。

中東の一連のニュースは相変わらずやりきれないものばかりですが、
何も知らないことことこそ事態を悪化させるし、
後藤健二さんは日本の皆に中東のことを知らせたくて命をかけてきた
わけですから、関心を持つことが供養になるとも思うのです。
コーランは実は一度挫折しています。なので、
まずはハサン中田氏と内田樹氏の対談を読んでいます。
読めるものを数読んでまずは視野を広げるところからですね。
お茶も中東情勢も初心者ですが、少しずつでも精進したい所存。




本年もよろしくお願いいたします。
 

遅ればせですが
あけましておめでとうございます。

家人のインフルをもらったか?と危機を感じて医者に駆け込んだところ
私は検査で陽性反応は出なかったのですが、
「予防」と吸引させられた粉薬が効いたのか?
その後、発熱しないもののほぼ家人と同じ症状に苦しみました。
大掃除はパスして食事だけは何とか用意して
寝たり起きたりの年末年始でしたが
普段は見ないテレビを見たり、職場の先輩からお借りした「天上の虹」を読んだり
羊の絵を描くため久しぶりにペンを持ったりしているうちに
ようやく抜けてきました。
(熱出ちゃった方が良かったかも。と今になって)

そろそろ今年はここ数年の成果をまとめたいな。
いやその前にもうちょい足掻きたいかな。
と思っています。
それから春以降に引っ越ししますので、当面はそこをgeppeiの拠点にして
動いていきます。

まだ不確定要素だらけでいろいろと変動しそうですが、こちらでもお知らせや報告
いたしますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年こそ華厳経を読むぞー!!